独自の組織文化をもつプロフェッショナル組織を目指して
現在は、「三次元の変化」の時代と言われます。すなわち、あらゆる分野で例外なく変化がおき、それぞれの変化の奥行が極めて深く、さらに変化のスピードが速い。このような変化の激しい時代の状況に加え、複雑性を増す経済のグローバル化、世界的な人口爆発、地政学的なリスクの増大など、我々はまさに激動の時代の只中にあります。
このような時代の中で企業は、高度で複雑な課題に次々と直面しその対応に迫られています。言うまでもなく企業は社会・経済活動の中で重要な役割を果たしていますが、それらの企業が属する資本市場において、健全で持続可能な社会を実現するためのインフラの一部として、監査法人の果たすべき役割も非常に重要なものであると認識しています。
我々仰星監査法人は、資本市場の信頼性を担保するという役割を果たすために、組織構成員それぞれが魅力ある高度な人格と専門的能力・実務経験を備えたプロフェッショナルであるべきだと考えています。
「仰星」という名前の由来は、論語の為政第二の「政(まつりごと)を為すに徳を以てすれば、たとえば北辰(ほくしん)其の所に居りて、衆星之に共(むか)うが如し。」の一文にあります。 つまり、徳のある政治を行っていれば、たとえば北の空に不動星として輝く北極星のように、その周りには優秀な人材がどんどん集まってくるということにあります。
目まぐるしく変化し複雑化する現状にあって、事象面においては「勇気をもって変わる」努力をし、一方、理念の面ではこれを「大事に守り抜く」こと、いわゆる「不易流行」の精神で、優秀なプロフェッショナル人材が集い、組織の内外を問わず、常にコミュニケーションを重視することで監査業務やコンサルティング業務を円滑に遂行する活力ある組織づくりを目指したいと考えています。
仰星監査法人は、独自の組織文化をもったプロフェッショナル組織として、企業の健全な事業活動を支援することを通じて、我が国の資本市場、さらには経済社会や地域社会の健全な発展に貢献します。
仰星監査法人 理事長