税務業務を経験後、
仰星監査法人へ
生田一孝
(シニアマネージャー)
様々なキャリアを持つ
シニアマネージャー3人に
今に至るまでのそれぞれの歩みを
語ってもらいました。
生田一孝
(シニアマネージャー)
市川広輔
(シニアマネージャー)
越智智子
(シニアマネージャー)
キャリア形成の道筋は一つではありません。
ゴールも人それぞれです。
いろいろなことを経験して、
あなたならではのキャリア形成を
描いてください。
Career Story interview_01
私は会計士試験合格後、他の監査法人に入所しましたが、その後税務実務を経験してみたいと思うようになり、税理士法人へ転職しました。税理士法人で一通りの業務をこなせるようになった時期に、あらためて「監査業務をもう一度やってみたい!」という気持ちが生まれました。税務業務に慣れてくると会計と税務のつながりが理解できるようになり、両者の数字の動きがリンクする感覚を持って会計監査をやったら面白いのではないかと感じたのです。
仰星監査法人に入ることを決めたのは、監査をはじめとする業務の考え方やメンバー同士のつながり、そして和やかで温かい雰囲気など、仰星の風土に共感し、自分に合っていると感じたためです。ぜひともここで、監査業務を再スタートしたいと思いました。
入所してすぐに、役職を問わず色々な方が気さくに話しかけてくれたことをよく覚えています。風通しの良い職場環境だと実感しました。入所の時期が3月決算の期末監査のタイミングだったので、最初は監査チームのスタッフとしてアサインされました。監査業務には約3年間のブランクがあったため、チームの足を引っ張るのではないかと、とても不安でしたが心配は無用でした。忙しい時期にも関わらず、メンバーがよく相談に乗ってくれたので、スムーズに監査業務に入ることができました。当時のメンバーからは「あの時は忙しいのに大変だったよ…」と言われるかもしれませんが(笑)。
仰星には会計士試験合格後すぐに入所したプロパーのメンバーももちろん多いですが、私のように監査を離れていた者も受け入れてくれる寛容さがあります。今はインチャージとして監査チームをまとめる立場になりました。新しく監査チームに配属されたメンバーの不安を取り除けるようなコミュニケーションを心掛けています。
仰星の大きな特徴を1つ挙げるとすれば、パートナー以外のメンバーも日本公認会計士協会の活動に積極的に参加できることです。協会で検討した内容は委員会を通じて法人内に共有しています。監査業務に直接関わる内容なので、監査品質の向上に役立っています。
仰星には委員会という独自の制度があり、監査に直接関係する委員会以外にもIT関連や法人内部のコミュニケーションを促進することを目的としたものなど、数多くの委員会があります。希望する委員会に所属することができ、やる気さえあれば監査以外の様々な経験をすることができます。
私のように一度監査業務を離れていた者以外にも、多様なバックボーンを持つ人材が仰星には多数揃っていますし、それを受け入れて活かす土壌があります。そして、監査業務以外にも多様な業務経験を積むことができます。仕事の幅を広げたい方や早く一人前になりたい方にも、仰星はおすすめです。
Career Story interview_02
私は学生時代に会計士という職業を知り専門職に憧れ、会計士になることを志しました。就職活動の際には基本的に大手監査法人の説明会へ参加していましたが、会場の華やかさや参加人数の多さから私のイメージしていた職場と少し異なるなと感じました。今思えば専門職=個人色が強い仕事という印象だったので、大きな組織で業務を行うということが私の会計士に対する印象とずれがあったのかと思います。
そのため比較的人数が多くない組織の方が個人の裁量の余地が大きくなると思い、準大手監査法人に就職することを決めました。中でも仰星に就職したのは、説明会当日のリクルーターの気さくな雰囲気が肌に合うと感じたためです。
入所して3年程度は学生気分がなかなか抜けず、真面目に取り組んではいましたが仕事の面白さがよく理解できませんでした。ただしインチャージ業務を任されるようになってからは、分からないことも含めて自分が主体的に行動しなければいけないことが格段に増え、業務の難易度や幅が一気に広がりました。これは仕事が大変になった一方、非常にやりがいを感じることができた変化であったため、ようやく監査業務の面白さに気付き始めました。
外観的には会計監査とは会計処理の白黒を批判的に評価するだけの業務と感じられることが一般的ですが、クライアントと様々な折衝をする中で信頼関係を築く人間臭い業務だと私は感じます。
監査業界ではインチャージを経験することなく次のキャリアへ進む方もいますが、一度はインチャージをしっかり全うした方が会計士や社会人としての能力が多く身に付くため、どの法人に所属したとしてもぜひインチャージ業務を行うということを当面の目標にしてほしいと思います。
仰星は400名ほどの組織であるため、効率化を追求した分業化はしていません。仕組みが明確に決まっていれば良いのにと感じることもありますが、その反面自分の裁量で物事を動かせる自由度が高い業務が多くあります。そのため、標準化された業務を行うストレスを感じることが少なく、自分の思うように様々な業務を行えていると実感しています。
例えば仰星の委員会業務は、自らが興味のある業務を選択してチャレンジすることができます。私はコンサルティング業務に強い監査を行う会計士は価値があると考えているため、財務調査・会計指導業務・株価算定などを主に行うアドバイザリー部に所属しており、監査業務と並行してコンサルティング業務を行っています。
監査を行いながら委員会などを通じて色々な業務に触れることで、自分のなりたい会計士像が定まっていくことも仰星の良さの一つだと思います。
入所した頃からよく先輩に「当事者意識を持つこと」や「クライアントとのコミュニケーションを正しく持つように」などと指導されてきました。今でもそのような業務に対する姿勢は引き継がれており、全員で「前向きにやっていこう!」という意識があります。仰星の姿勢に共感し、色々なことにチャレンジしたいという「やる気」のある方はぜひ仰星で一緒に働きましょう!
Career Story interview_03
大学卒業後、教職を経て一般事業会社に就職し、結婚。主婦をしながら資格取得の専門予備校に通い、30歳を過ぎて会計士試験に合格し、仰星監査法人名古屋事務所に入所しました。小さいころから仕事はずっと続けたいと考えていたので、何か資格を取ろうという簡単な気持ちから会計士試験にチャレンジしました。
私が合格した年(2009年)は、就職氷河期真っただ中で監査法人へ就職できた人は半分くらいだったと記憶しています。実は私も一度、仰星の面接に落ちたのですが、たまたま内定者が辞退して、「非常勤でもよければ、うちにおいで」と声をかけてもらい入所することになりました。その後、ほどなく常勤職員として採用となりました。感謝とともに縁を感じています。
入所直後の名古屋事務所は10数名と規模が小さく、入所後1年ほどでインチャージを担当させてもらえました。その後、会計士になる前に上場会社のインチャージを担当させてもらい、IPOも経験させてもらいました。私はどちらかというと、「考える」よりも「とりあえずやってみる」タイプなので失敗も多いです。落ち込むこともありますが、失敗から得られたものも多くあります。そして、困ったときには相談に乗ってもらえるという、寛容な仰星の環境が自分を育ててくれたと感じています。
これまでの自分を振り返ると、あらかじめ自分に得意分野があったというよりも、「まずはやってみる」ことがキャリアにつながっている気がします。現在、仰星は事務所規模が拡大し、監査をはじめ、IPO、国際、パブリックと多様なサービスラインがあります。まずは「これをやってみたい!」を大切にして、積極的に手を挙げることをおすすめします。
仰星の特徴として委員会活動があります。会社には一般的に、人事部や総務部、IT関連の部門、広報部など各部署がありますが、仰星ではそれらの機能を委員会が担っており、職員は何かしらの委員会に所属しています。委員会活動の良いところは、自分の隠れた強みを発見できるチャンスにつながることです。
委員会活動は一見すると会計士としてのキャリアに関係ないように見えるかもしれませんが、私は特にソフトスキル(仕事をするうえでベースとなる個人の習慣や特性)面での関係が深いと感じています。ソフトスキルは数値など、目に見える形で表しにくいものですが、今後ますます重要性が増すと思います。私はアサイン委員会と研修委員会に属していますが、アサイン委員会からは「調整力」を、研修委員会では「会を推進する」という経験(=キャリア)を得ました。
仰星には「周りの反応が気になる」「失敗したらどうしよう」と考えずに、チャレンジできる環境が整っています。失敗を恐れずにチャレンジしてみたい方、仰星で一緒に働きませんか!
委員会とは、自身のキャリアアップを実現するために
自分で選んで参加する仕組みのことをいいます。
監査に関連することから法人運営のサポートまで
様々なことにチャレンジできます。
会計、監査、IPO といった会計士の専門業務に特化した委員会。スキルアップを目的とした勉強会や、法改正などの最新情報の収集・共有などを行います。委員会に所属することでより専門的な業務に関与する機会を得られます。
広報、リクルート、情報管理といった法人の運営をサポートする委員会。一般の企業では専門部署が行う領域ですが、仰星監査法人では会計士の業務の一つです。若い年次から法人運営に深く関与することができ、社会人としての成長を実感できます。